「うちの会社の営業の人材が不足している」「営業担当者間の力の差が大きい」「営業に関するノウハウがもっと必要だ」。
みなさんは自社の営業に対してこのような悩みを抱えていませんか?もしそうであれば、営業代行業者の活用をおすすめします。
この記事では下記のことについてご紹介します。
営業代行会社の定義や役割
営業代行を活用するメリット
営業代行会社を選ぶポイント
おすすめの営業代行会社20社
この記事を読むことで、あなたの会社の営業に必要かつ最適な営業代行会社を選べるようになるでしょう。
営業代行会社とは
営業代行業者は、企業に代わって営業活動を行ってくれる業者です。近年多くの企業に活用されています。
業者によって代行業務内容や業務の範囲は異なりますが、市場調査からアフターフォローまでさまざまな業務を代行してくれます。
営業代行会社を活用することで、少ないコストで最大限の利益を生み出したり、新しい販路を築くことができるでしょう。
営業代行のメリット
営業代行のメリットは下記の5つです。
営業人材にかかるコストの削減
営業力の高い人材に任せられる
新規開拓の成果が得られやすい
自社に入り込めない企業にもアプローチ可能
スピーディーな新規開拓が可能
ここでは、それぞれのメリットについて詳しく見ていきます。
営業人材にかかるコストの削減
新卒であっても、1人の社員を雇うことは非常にコストと労力がかかることです。
しかし、営業代行会社を活用することでより低いコストで良い成果に繋げることができます。さらには浮いた労力や時間を他の業務を行うことに使うことができるので、生産性も上げることができるでしょう。
営業力の高い人材に任せられる
営業代行会社は営業のプロの集団です。そのため、少ない時間で大きな成果を生み出してくれる可能性が高いです。
営業力の高い即戦力なので、安心して営業活動や業務を任せることができます。
新規開拓の成果が得られやすい
一般的には新規開拓の営業は難しいと言われていますが、新規開拓が強い営業代行会社もあります。そのため、そのような営業代行会社に依頼することで、新たな販路を築くこともできるでしょう。
また、新規開拓営業で代行会社が使っていたテクニックやノウハウを学び、代行会社との契約終了後も活用することで、自社の新規開拓の営業のスキルも上がることに繋がります。
自社で入り込めない企業にもアプローチ可能
営業代行業者はこれまでの実績や取引経験より、見込み顧客リストを持っています。その見込み顧客リストに掲載されている企業は、自社だけでは入り込むことができない企業もあることでしょう。
営業代行業者を活用することは、自社に入り込めない企業にもアプローチすることを可能にしてくれます。
スピーディーな新規開拓が可能
新規開拓営業にはスキルと経験が不可欠です。そのため社内での教育が必要になり、これには非常に時間がかかります。
しかし、営業代行会社を活用することで、この教育のための時間と労力が省かれます。また、新規開拓営業を強みにしている営業代行会社もあります。そのため、スピーディーかつ容易に新規開拓ができるのです。
営業代行の費用相場
営業代行の料金体系は下記の3つのいずれかに当てはまることが大半です。
固定報酬型
成果報酬型
複合型(固定報酬+成果報酬型)
それぞれの料金体系の特徴やメリットとデメリットについて詳しくご紹介します。
固定報酬型
固定報酬型とは毎月固定された料金を営業代行業者に支払うタイプです。相場は月額500,000〜700,000円です。
実績や成果によって料金が変動することがないため、予算の見通しが立てやすいというメリットがあります。
それに対して、デメリットは成果が出なくても毎月料金を支払う必要があるということです。
成果報酬型
成果報酬型はその名の通り、依頼した業務で成果が発生した際に支払うタイプです。多くの場合、固定報酬型よりも料金が高めに設定されています。
成果報酬型の料金の相場は代行業務や、業務の難易度によって大きく変わります。例えばアポイント単価の場合は、相場が15,000〜50,000円です。
成果報酬型のメリットは成果がでない限りはコストがかからないので、必要最低限のコストで済むことです。
逆にデメリットは、成果を出しにくい商材の場合は営業代行業者が真剣に営業代行を行ってくれないことがあります。
複合型(固定報酬+成果報酬型)
複合型は固定報酬型と成果報酬型の2つが合わさった料金形態です。固定報酬型のみと比べると、固定報酬が低めに設定されています。この場合の固定報酬型の料金の相場は250,000〜450,000円です。
しかし、毎月この固定報酬額に加えて、成果が出た分の支払いが発生することになります。
成果報酬でかかる金額は代行業者によって異なるので、複数の代行業者に見積もりを出して選ぶと良いでしょう。
営業代行会社を選ぶポイント
営業代行会社を選ぶポイントは下記の5つです。
代行内容
実績の豊富さ
料金形態から選ぶ
営業するスタッフの質を見極める
依頼したい営業内容が得意分野か
それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。
代行内容
代行業者によっては営業活動全般を代行してくれる業者もあれば、一部だけの業務に特化して代行する業者もあります。
そのため、自社が求めている代行内容と照らし合わせながら、業者の代行内容やこれまでの実績を確認して選ぶ必要があるでしょう。
実績の豊富さ
営業代行業者の実績を確認するためには下記の3つの方法がおすすめです。
営業代行業者のホームページを確認する
実際に営業代行会社の担当者に聞いてみる
口コミサイトを調べる
過去の実績を見ながら、自社と類似した製品やサービスを提供する会社での実績や取引の経験があるとよいです。また、そのような類似する業種や実績が多いほど、代行業務も成功する可能性が高まります。
料金形態から選ぶ
営業代行業者の料金形態は下記の3つが主流です。
固定報酬型
成果報酬型
複合型
上記にもありますがそれぞれの形態で、メリットとデメリットがあります。それらを踏まえ社内での予算も考えた上で、自社に合った料金形態を提供する営業代行会社を選ぶと良いでしょう。
営業するスタッフの質を見極める
営業先や取引先の相手は、営業担当に訪れた人を「あなたの会社の社員」であると認識します。つまり営業代行会社の営業担当者であっても、彼らは「あなたの会社の顔」です。あなたの会社のイメージを良くするのも、悪くするのも彼らです。
そのため、営業代行会社のスタッフの質を見極める必要があります。
スタッフの質を見極める方法としては、実際に代行業者のスタッフの方と直接会って話をしたり、電話をしてみて対応の仕方や雰囲気を感じると良いでしょう。その際に感じた第一印象も、代行会社を選ぶ際に重視することをおすすめします。
依頼したい営業内容が得意分野か
各営業代行業者で得意分野や強みが異なります。法人営業が得意な代行会社もあれば、新規開拓営業が得意な会社もあります。
依頼したい営業内容が得意分野かどうかを事前に確認しましょう。このような情報は営業代行業者のホームページに記載されていることが多いです。
営業代行を活用するときの流れ
営業代行を活用するときの流れは下記のようになります。
現状分析
営業戦略の策定
営業
効果検証
それぞれの流れについて詳しくご紹介します。
現状分析
まずは、営業代行業者から自社の現状についてのヒアリングや分析が行われます。この打ち合わせは対面で行われることが多いです。この打ち合わせで下記のことが主な話題になります。
営業代行業者に対する希望
自社のサービスや商材の特徴や内容
競合や市場の状況
自社が抱える課題
目標(例:売り上げ、アポイント数など)
上記のことを簡潔かつ明確に伝えられるように準備しておくといいでしょう。
営業戦略の策定
上記のヒアリングや現状分析を元に、営業代行業者が見込み顧客の選定、販売・売り上げ目標、期間、営業の手法とプロセスなどの営業戦略を企画し、立案します。
もし、営業活動の一部だけの代行を依頼する場合は、自社で行う営業活動の範囲と営業代行業者に依頼する活動範囲を明確にして、業者に伝えておくと良いでしょう。
営業
上記の営業戦略に基づいて、営業代行業者による営業活動が開始されます。
事前に自社商品やサービスに関する知識、セールストークのやり方について伝えておくと、代行業者の営業活動がよりスムーズに行われるようになる可能性があります。または、最初の営業活動は自社の営業担当者も同行するという手もあります。代行業者と話し合っておくと良いでしょう。
代行業者に任せきりにするのではなく密にコミュニケーションを取り、現状を常に把握し、必要があれば営業戦略を変更する柔軟性を持つことでより良い成果や結果に結びつきやすくなります。
効果検証
毎月、または半年ごとなど定期的に代行業者より営業成果の報告があります。
コストに対する成果、顧客からの反応などについて自社内で見直し、その後も依頼を続けるのかどうかを判断します。
営業代行会社20社徹底比較
それでは最後におすすめの営業代行会社20社をご紹介します。
獲れるコトバ執筆社
獲れるコトバ執筆社はアポイント獲得に強い営業代行業者です。新規開拓営業は時間もコストもかかるため非常に大変なことが多いですが、獲れるコトバ執筆社はこれらの面倒な業務を一手に引き受けてくれます。業務を「丸投げ」できるのです。
料金体系は完全成果報酬型で、初期費用や余計なコストがかからず、少ないコストとリスクで最大限の効果を出すことを可能にしてくれます。また、契約期間についてのルールもないので、契約に対するハードルがさらに下がるというメリットもあります。
ウィルオブ・ワーク
ウィルオブ・ワークは、20年以上の歴史がある営業代行会社です。2,800社以上の企業と取引した実績があります。営業ノウハウも豊富なので、安心して営業代行を依頼することができるでしょう。
また全国エリアに対応することが可能であるため、新規市場や新規顧客の開拓をすることを可能にしてくれます。
アイランドブレイン
アイランドブレインはBtoB企業の新規顧客の開拓に強みを持つ営業代行会社です。これまでに2,500社以上との取引の実績があります。
近年は問い合わせフォーム営業代行やアポイント獲得のための営業代行に力を入れています。
そして、業界最安値の料金であることも特徴の1つです。
アンビエント
アンビエントは法人向けのテレアポに定評がある営業代行会社です。各業種のテレアポのノウハウを熟知した専属スタッフによって代行業務が行われます。さらにCTIシステムという最新のコールシステムを活用しているので、高確率でアポを獲得するシステムが構築されています。
初期費用が一切かからないのと、契約期間を設定せずに柔軟に対応してくれるという点が非常に魅力的です。
エグゼクティブ
エグゼクティブは法人営業に強みがある営業代行会社です。エグゼクティブでは、営業戦略やテレアポなど各営業活動ごとに業務を分担しているという特徴があります。このような業務分担により、各営業活動のプロたちが代行をおこなってくれるので安心です。
料金体系は成果報酬型になるので、余計なコストがかからなくて済むというメリットがあります。
グローバルステージ
グローバルステージは新規事業を強みにしている営業代行会社です。新規開拓営業は難易度が高いですが、グローバルステージの営業スタッフは300時間以上のトレーニングを受けているため、安心して新規開拓営業活動を依頼することができます。
また、心理学を活用した営業スクリプトやマニュアルの開発といった独自の営業メソッドを持っているので、彼らから多くの営業ノウハウを学ぶことができるでしょう。
コンフィデンス
コンフィデンスは新規事業やインサイドセールスに強い営業代行会社です。これまでに400以上もの実績があります。代行業務は正社員によって行われているため、安定した営業活動を行うことができるという強みを持っています。
料金体系は基本的には固定報酬型です。しかし、相談すれば成果報酬型に変更することも可能なので、興味がある方は問い合わせてみると良いでしょう。
セレブリックス
セレブリックスは23年の歴史があり、1,200社での実績や営業ノウハウが蓄積されている営業代行会社です。サービス内容も非常に充実しており、12,000ものサービスを提供しています。
中小企業、ベンチャー企業だけでなく大手企業まで、様々な企業での実績があるため安心して依頼することができるでしょう。
SORAプロジェクト
SORAプロジェクトはテレアポに強みを持つ営業代行業者です。これまで11年間で総数1,322,340件以上もののコールをし、平均アポ率は4.6%という素晴らしい実績を持った会社です。このような膨大なコール数があることから800万件以上もの顧客リストを保有しています。
ネオキャリア
ネオキャリアはコールセンターの代行を行ってくれる営業代行会社です。これまでに3,000社以上と取引経験があり、これは日本最大級の実績です。個人情報やセキュリティに関して自社内で徹底的に研修を行っているため、安心して代行を任せることができます。
他にもコールセンター業務は365日24時間対応してもらえるという売りもあります。
ビーモーション
ビーモーションは全国に支店を持ち、小売店販売に対する営業支援に強い営業代行会社です。
社内での研修や教育に力を入れているため、ビーモーションの営業担当者は即戦力として、あなたの会社の売り上げや成果の向上に大きく貢献してくれることでしょう。
ウェビー
ウェビーは専属の営業コンサルタントを各企業に配置し、営業活動やプロセスの効率化、社内の営業人材の育成に力を入れている営業代行会社です。自社の営業力の底上げにつながるでしょう。
また料金体系についてはフレキシブルに対応してくれるので、問い合わせて相談してみましょう。
セールスギルド
セールスギルドはBtoBのスタートアップ企業や、新規企業の立ち上げを得意分野にしている営業代行会社です。1,000名以上の副業者や営業フリーランスの方の中から最適なメンバーを代行担当者として選びます。
新規事業の責任者やスタートアップ企業の経営者の方は無料で相談を実施してもらえるので、興味のある方は問い合わせてみましょう。
インプレックスアンドカンパニー
インプレックスアンドカンパニーは2010年創業の比較的新しい営業代行会社です。日本各地に6つの営業所(東京・札幌・名古屋・大阪・広島・福岡)があり、これらの地域での販路拡大や新規開拓を考えている企業にはおすすめです。
ナビパートナーズ
ナビパートナーズはBtoBビジネスに特化した営業代行会社です。また営業代行に限らず受付や秘書などのアシスタントサービスも提供しているという特徴があります。
料金体系もユニークです。固定報酬型・成果報酬型・複合型の3つの料金体系に対応しています。自社の予算に合った料金体系を選ぶことができるでしょう。
コミットメントΣ(シグマ)
コミットメントΣは「質」に強いこだわりを持った営業代行会社で、毎月2社までしか代行業務を引き受けていません。これは決して、規模が小さい会社であるからというわけではありません。全国に12,000人もの営業担当者がいます。
料金体系は成果報酬型で追加料金がかからないということからも、自信があることが感じ取れるでしょう。
カクトク株式会社
カクトク株式会社は、クラウド上で各企業ごとの営業チームを編成して営業代行業務を行う代行会社です。クラウド上には10,000人以上もの営業のプロがいます。よってさまざまな営業代行業務を行うことができるのです。
これまでの実績についても申し分なく、中小企業から大手企業まで1,000社以上との取引実績があり、安心して代行業務を依頼することができます。
アズ
アズはアポイント獲得に強い営業代行会社です。新規アポイントの獲得だけでなく、既存顧客へのフォローや休眠顧客に対する掘り起こし業務の代行もしてくれます。
専属の営業担当者が各企業に配属され、毎月業務の成果を報告してもらえるので、PDCAサイクルを早く効率的に回すことが可能になるでしょう。
イクイップ
イクイップはこれまでに500社以上と取引実績がある営業代行業者です。
テレアポ業務代行については業界内でも格安のサービスを提供していることで有名です。月額料金は不要で1コールにつき99円となっているので、費用対策効果が高いと言えるでしょう。
アースリンク
アースリンクはインサイドセールスが得意な営業代行業者です。経験豊富で、これまでに1,500社以上との取引実績があります。
インサイドセールスの研修を実施してくれるサービスもあるので、社内のインサイドセールスのスキルを底上げしたい場合はアースリンクがおすすめです。
まとめ
この記事では営業代行会社を活用するメリット、選ぶポイント、そしておすすめの営業代行会社20社をご紹介しました。
営業代行会社を活用することで、比較的少ないコストと時間で最大限の売り上げや成果を生み出すことができるでしょう。
この記事を参考にしながら、自社のニーズや目的にあった営業代行会社を選んでくださいね。