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営業支援システム(SFA)とは?おすすめ20選をご紹介!

成果をあげる営業パーソンに必要なのは、業務を最適に効率化できるデータです。
現在、営業ノウハウ不足などの課題を解決するために営業支援システムを活用する企業が増えています。
本記事では、営業支援システム導入検討におけるメリット、注意点を解説します。
厳選した20システムの特徴をまとめていますので、ぜひ最後まで読んで参考にしていただければと思います。

営業支援システム(SFA)とは?

営業支援システム(SFA)とは、行動管理、案件管理、顧客管理、タスク管理など、営業に関わる 業務をトータルで管理するサービスです。
近年では顧客管理システム(CRM)を一括りで認識されることもありますが、それぞれ使用目的が異なります。
顧客管理システム(CRM)が既存顧客に関する情報を管理して、効率的に生産性をあげることを目的とするなら、それに対して営業支援システム(SFA)は将来獲得する顧客へのアプローチも視野に入れた、営業業務全体を効率化する目的で導入されるツールです。
営業活動の強化を可能にし、将来的な利益につなげることができます。

営業支援システム(SFA)の機能

営業支援システム(SFA)には主に5つの機能があります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。

顧客管理

顧客管理機能では、既存顧客、商談中の顧客、見込み顧客、過去の商談履歴などに関する情報 を一貫して管理します。 担当者名や役職、企業情報などの基本情報から商談内容や要望、担当者のパーソナリティに至るまで、あらゆる情報をデータベースに取り込みます。

案件管理

案件管理では問い合わせ内容、提案内容、進捗状況、受注予定日など、案件に関する情報を管理します。
案件管理で収集されたデータは、提案内容の最適化などに活かせます。

行動管理

行動管理では営業訪問数、対応数、受注数などの情報を管理します。 具体的な提案内容の作成、営業パーソンの業務行動分析、最適化を図ります。

予実管理

予実管理では各分野がどれくらいの予算に対して、どのような成果をあげているのか予算 と実績の情報を管理します。
課題発見、改善のサイクルを回してより効率よく実績を上げる方法を知るためのデータです。

商談管理

商談管理では案件管理より詳細に商談内容についての情報を管理します。
どんな商談がいつ、どのように行われたか、商談のやりとりをデータとして取り込んで見える化します。

営業支援システム(SFA)導入のメリット

会社全体の売上のほとんどは上位数%の営業マンが担っていると言われます。ですが、属人的または作業量や労力といった要素にかかる比重を軽くし、社内全体の成果底上げを可能に するのが営業支援システム(SFA)です。
ここでは、営業支援システム(SFA)導入のメリットを解説しています。

見える化の実現

営業業務を見える化すると営業力の強化が期待できます。
また、データをもとに業務に対する人事評価がしやすくなるのもメリットです。内容が見えにくかった営業業務を可視化し、データで管理、分析することで、営業業務のさらなる効率化、生産性の向上を目指すことができます。

営業活動の標準化

個人のスキルに依存していた部分も、社内全体で展開できるようになります。 成果につながるアプローチを社内全体で連携して行えるのは大きなメリットです。 データに基づいて営業活動を標準化できるので、人材育成にもつながります。

組織内での情報共有

営業業務をデータベースで可視化すると、情報やノウハウの共有、分析が容易になります。 上司による1対1の情報共有、フィードバックではなく、組織全体で管理できるのはメリットです。
また、1年前のデータではなくよりタイムリーなデータを分析することで、より適確な課題や改善策の発見が可能です。

精度の高い売上予測で効率化

データの収集、蓄積、分析により売上予測の精度が上がり業務の効率化が期待できます。
過不足なく売上が上がるポイントに注力できるのは、会社にとっても、会社で働く人員にとっても 大きなメリットです。

顧客満足度の向上

顧客目線の提案を最適なタイミングでできれば、顧客満足度は向上します。
また、担当者が変更になった場合でも、営業支援システムで管理しているデータがあれば引き継ぎがスムーズになり、業務に支障をきたす事態を避けることができます。

システム導入時に気をつけるべきポイント

営業支援システム導入にあたっては注意点も存在します。

導入したけど期待した成果が出せていないという結果にならないためにも、事前の確認が大切です。導入前に知っておきたい5つの注意点を解説します。

システム導入だけでは効果がない

導入しただけで思うような成果が出せると思っていると、どんなシステムも無駄になってしまいます。
改善点を発見し、営業力強化に活用できるまでのオペレーションや追加業務の確認は、システムの導入そのものよりも重要なポイントです。

営業プロセス・マネジメントも改善

社内全体の営業力強化には、営業プロセス、マネジメントの改善が必要です。
また、システム導入後はデータの入力作業が必要になるため、現体制を見直さないと負担が増えるだけになってしまいます。
業務時間外に行われる報連相なども含めて、プロセス改善を行います。

KPIの測定を実施

一つひとつは地味に思えるタスクでも、データとして収集されて蓄積されれば、プロセスにおいて重要な意味を持つ出来事だったと気づくことがあります。
入力作業の手間は増えますが、セールスの場面における目標達成までのプロセスを数値化したKPIの測定を実施します。
データベースでKPIを管理することで、成功要因の特定、またはプロセスのどの段階で成果に繋がっていないかを明らかにする、失敗要因の特定が可能です。

PDCAを回し続ける

「業務のさらなる効率化」に必勝法はありません。
各管理項目を分析してプランを作成し、新たなアプローチで営業業務を進め、確認しながら次のプランに活かすことです。
システム導入後、データに基づいてPDCAを回し続ける必要があります。

計画性とともに売上を作っていく

売上が上がらなければ費用を投じた意味が感じられないという結果になりかねません。
収集されたデータから、成約までに必要な時間や商談回数などを割り出し、売上目標からプランを立てて売上を作っていきます。

おすすめ営業支援システム(SFA)20選

「複数を比較検討したいけど、まずは簡潔に特徴や違いを理解して候補をピックアップしたい」、そんな方に向けて20個の営業支援システム(SFA)を解説します。

cyzen

特徴・価格

cyzen(サイゼン)は、スマホに特化したSFAです。
スマホで報告業務が完結できたり、位置情報から自動で行動活動を記録できるので入力作業の負担を軽減します。

GPSとの連動により、消費電力が激しい地下鉄での動作が不安定などの点はありますが、顧客の位置を把握できるマップを活用すると外回りの効率化と訪問もれの防止に役立ちます。
料金は月額1ユーザーあたり3,500円〜です。

獲れるセールス

特徴・価格

獲れるセールスは、完全成果報酬型のアポイント獲得サービスです。

商談成立1件につき25,000円(税込27,500円)から請け負っています。(商談がキャンセルされた場合等は課金されません。)

  • 初期費用&月額固定費がゼロ!契約期間の縛りもなしで気軽に始められる!
  • サービス資料とアタック企業の条件を共有するだけで営業を代行してくれる!
  • 常にアタックの文章をABテストで最適化!アポイントの質向上にフルコミット!

弊社のサービスでもっともこだわったのは「気軽に活用できること」で初期費用と固定費がゼロで、リスト抽出から文面作成、配信まで一貫して行います。

SelesForce

特徴・価格

SelesForce(セールスフォース)は豊富なレポート機能が特徴で、CRMツールで世界No. 1のシェアを持つ実力派です。
AIによるスマートな高機能、高セキュリティに定評があります。
多機能なツールを十分に扱えない場合はありますが、SFA機能をベースにCRM、MA(マーケ ティングオートメーション)ツールとの連携も可能です。
料金は月額1ユーザーあたり3,000円〜です。

Hubspot

特徴・価格

Hubspot(ハブスポット)は、MAツールに優れているという特徴があります。 主に企業のマーケティング、営業、カスタマーサービスに関する情報を管理します。 無料版もありますが、有料版への切り替えでSFA機能の利用が可能です。 ブラウザからのアクセスに限られていますが、セールスをサポートする機能が充実しています。 料金は月額2ユーザーあたり6,000円〜です。

eセールスマネージャー

特徴・価格

SFAで20年以上の歴史があるeセールスマネージャーは、95%以上を誇る高い定着率が特徴です。
日本企業向けに開発された多機能なSFAは、5,000社以上の導入実績があります。

システムの構成上「案件」を作成してから管理する必要があるため、案件に該当しない営業活動の管理には工夫が必要です。

30日間の無料トライアルが可能なので使い勝手を試せます。
料金は月額1ユーザーあたり11,000円〜です。

Sansan

特徴・価格

Sansan(サンサン)は国内No. 1のシェアを誇るAI搭載の名刺管理ツールが特徴です。
名刺交換した企業の最新ニュースや人事異動情報を取得できる機能もあるため、営業先企業の最新情報をキャッチできます。
商談管理機能はないので、顧客にどのような対応真性をしたのかなどのデータ化はできませんが、名刺管理+簡易的な案件管理が可能です。
無料トライアルあり。料金詳細は要問い合わせです。

kintone

特徴・価格

kintone(キントーン)はアプリを追加して組み合わせると、SFAのような機能が使用できます。
SFAの代替ツールとして活用するなら、顧客管理、案件管理、行動履歴の3つのアプリを連携させた「営業支援(SFA)パック」を使用します。
売上担当者ごとや細かい項目での分析はできませんが、手軽な使用感がメリットです。 料金は、5ユーザーから利用可能で月額1ユーザーあたり780円〜です。

Senses

特徴・価格

Senses(センシーズ)は、AIが成功実績や失敗実績を解析して営業をアシストする提案を行う機能を搭載しています。
また、営業データの自動解析による受注予測が可能でBtoB営業に強いという特徴があります。
営業活動のプロセスがその都度上書きされてしまうので、履歴が確認できないという点がありますが、Office365やGmail、Slackやチャットワークなど既存サービスとの連携が可能なため便利です。
料金は、月額5ユーザーあたり27,500円〜です。

Zoho CRM

特徴・価格

Zoho CRM(ゾーホー)は、5万社以上の導入実績を持つ低価格で導入できるSFAです。

名前にCRMとあるようにもともとは顧客管理ツールが強みですが、SFAの機能も豊富です。 案件管理はもちろん、売上報告や見積もり書、請求書の作成もできます。

使いやすさはいまいちという点はありますが、英語や中国語など多言語に対応しているのでグローバル企業でも使用でき、世界水準のセキュリティ機能がついていて安心です。
料金は、月額1ユーザーあたり1,680円〜です。

Microsoft Dynamics 365

特徴・価格

Microsoft Dynamics 365(マイクロソフトダイナミクス)は、Officeとシームレスで連携できるので一貫して利用できる特徴があります。
営業業務管理だけでなく、マーケティングやカスタマーサポートの領域でも活用できるサービスです。
価格が高価でサポート対応は手厚くないなどの点はありますが、UIは使いやすくて機能は充実しているというメリットがあります。
無料トライアルあり。料金詳細は要問い合わせです。

GENIEE SFA/CRM(旧:ちきゅう)

特徴・価格

GENIEE SFA/CRM(ジーニー)は、入力が簡単でMicrosoftの環境への連携も使いやすい利便性に優れたツールです。
また、操作がわからない時はチャットツールから直接担当者に問い合わせが可能という特徴があります。
ディスプレイが見にくいなどの点はありますが、低価格で多機能、幅広い機能を兼ね備えています。
料金は、月額10ユーザーあたり29,800円〜です。

サスケ

特徴・価格

サスケは1,000社以上に導入実績を持ち、高い継続率で多くの企業から支持されています。
また、CRM、SFA、MAが一元管理できる機能により営業とマーケティングの連携が図れるのが特徴です。
料金は高めですが、セールス担当者の声から生まれた90以上の機能が充実しています。
無料プランあり。有料プランは5ユーザーあたり50,000円です。

Knowledge Suite

特徴・価格

Knowledge Suite(ナレッジスイート)は、SFA、CRMが一体化したオールインワンが特徴です。
問い合わせ管理や営業活動データの集積、分析など一元管理された情報をタブの切り替えで使用できるので、使いやすいというメリットがあります。
「グラフ化できない」「双方間の連絡が取れない」などの点はありますが、アカウント数は無制限で、データ蓄積量に応じて利用した分だけ料金を支払うシステムを採用しています。よって余分なコスト負担がありません。
ストレージ容量5GBまでの月額料金は、ユーザー数無制限で50,000円

LaXiTera

特徴・価格

LaXiTera(ラクシテラ)は、ワークフロー形式で楽に直感的に操作できるのが特徴です。 日鉄日立システムエンジニアリングによる開発でセキュリティも抜群です。

行動管理には対応していませんが、日報管理、案件管理、顧客管理、スケジュール管理などの機能があります。
30日間の無料トライアルあり。料金は、初期費用に加えて月額1ユーザーあたり500円です。

ネクストSFA

特徴・価格

ネクストSFAはサポートが手厚く、定着率は98.6%と高評価です。
初期設定は専任担当者がサポートしてくれるので安心です。名刺管理には対応していませんが、営業活動管理の項目や進捗状況がデータとして見やすく、 どの端末からも使いやすいと定評があります。
料金は、月額10ユーザーあたり50,000円です。

JUST.SFA

特徴・価格

JUST.SFA(ジャスト)は必要な情報が一画面で確認できる視認性、検索などの操作性に定評があります。
また、リアルタイム集計や帳票出力を標準装備で利用できるメリットがあります。
エクセルやCSV出力には対応していませんが、iSO、Androidに対応していてモバイルからもアクセスが容易です。
料金は、月額1ユーザーあたり15,000円です。

WaWaFrontier

特徴・価格

WaWaFrontier(ワワフロンティア)は、入力項目が少ない日報作業など「導入したけどシステムが浸透しなかった」を防ぐため、業務の簡略化に特化したサービスです。
スマートフォンなどモバイルからもアクセスできます。
名刺管理には対応していませんが、蓄積されたデータからお知らせを受け取れる機能などがあり迅速な顧客対応が可能です。
料金は月額基本使用料2,500円、月額1ユーザーあたり1,000円〜です。

UPWARD|国内No. 1の実績

特徴・価格

UPWARD(アップワード)は、利用継続率99.0%で導入先の約6割が大手企業です。 スマホやタブレットからも直感的に使えるアプリを提供しています。

また、営業先の位置情報が地図表示されるなど、自動探知によるタイムリーな情報入力が可能なので入力負担も軽減できる優れものです。
文字起こしの精度がいまいちなどの点はありますが、営業の生産性向上には使いやすいと定評があります。
料金は、初期費用加えて月額1ユーザーあたり2,200円〜です。

InfAjast ES3.7

特徴・価格

InfAjast ES3.7(インファジャスト)は、使う機能のみでツールを構成できる「選択型システム」が特徴です。
新着情報、顧客管理、日報、案件管理、KPIシート、スケジュール管理、ToDo、メール機能、レポート など、主要機能以外にも充実しています。
構成機能により価格が変わりますが、無駄を省いたカスタマイズが可能です。
料金は、月額1ユーザーあたり1,685円〜です。

ApeosPlusTM Cards R

特徴・価格

ApeosPlusTM Cards R(アペオスプラス ティーエム カーズアール)は、富士フィルムビジネスイノベーション株式会社が提供する名刺管理サービスです。
精度の高いスキャン機能、人事データベースと提携した人事情報の反映など、操作性と利便性に優れています。
SFAシステムに搭載されているような多機能性はありませんが、シンプルかつ機能性の高い名刺管理を可能にするツールです。
2週間のトライアルあり。料金は、月額220円〜です。

まとめ

SFAの導入により業務の効率化が進んだ事例は多くあります。
導入を検討する際には、事前に導入目的を明確にして必要な機能を確認しておく必要があります。
営業支援システム(SFA)を活用して、営業力強化を目指しましょう。